珍しいって……
ってことは、普通は知ってるものなんだ……
なのに、何も知らないなんて……
「な、なんかすみません」
「ハハッ、謝んなくていーのに」
謝ると、また笑われてしまう。
私には何がおかしいのか分からないけど……
「そうだ、俺が教えてあげるよー。throneは暴走族」
「えっ、ぼ、暴走族ですか!?」
「そーそー」
さぁと顔が青ざめた。
暴走族はあまり馴染みのない言葉だけど、言葉としては知ってる。
実際、今まで会ったことはなかったけど……
「ってことは、不良ってことですよね?」
男の子の中でも、不良は特に苦手。
野蛮というイメージしかないから。
「そーなるね」
急に恐ろしくなってきた。
凄い人達と関わってしまったみたい……
「ほんと無知だね」
「逆に不思議だけど」
うぅ、返す言葉もありません……


