地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて



いや、よくよく見ればクラスの女の子全員険しい顔をしているわけだけど……


「なら、屋上に一緒に来て」


これは呼び出し……?


嫌な予感しかしないものの、いいと言ってしまった手前断ることなんてできない。


「わ、分かりました……」 


行きたくないなと思いながら重い足を進めた。


「──ねぇ、あなた何なの?」


「な、何なのとは……?」


屋上に着くなり、疑問を投げかけられた。


よく分からないし、何て答えればいいのかな……


「throneの皆様とどうやって取り入ったのかって聞いてんのよ!」


そんなこと聞いてなかったじゃないですか……!?               


心の中で突っ込みを入れた。


それを言葉に出してしまったら、絶対怒られるから何とか心の中で。


「え、えっと、まず取り入っては……」


「嘘つかないで!取り入っていないのなら、throneの姫になれるなんておかしいでしょう!?」


ないと言う前に、糾弾されてしまった。