「すみれ、お誕生日おめでとう!」
瑠璃と一生が声を揃えてそう言うと、すみれは嬉しそうに満面の笑みを浮かべる。
今日、6月2日は、すみれの3歳の誕生日。
ダイニングテーブルの上のホールケーキには、3本のろうそくと、名前入りのチョコプレートも飾られている。
「さあ、ろうそく吹き消してね。あ、その前にお願い事してね」
「おねがいごと?」
「そう。目をつぶってお願いするの」
すみれは頷くと、手を組んでうつむいた。
「げんきにあかちゃんがうまれますように」
「ふふふ、ありがとう。じゃあろうそくに、ふうーってしてね」
すみれは大きく息を吸い込むと、ふうーっと一気にろうそくの火を吹き消した。
瑠璃と一生は、拍手で祝う。
「おめでとう!すみれ。はい、お誕生日プレゼント」
「ありがとう!あけてもいい?」
「もちろん!」
すみれは、大きな布に包まれたプレゼントを受け取ると、結んであるリボンをほどく。
中を覗き込んで、わあ!と嬉しそうに目を輝かせた。
「かわいい!うさぎさんのぬいぐるみ!」
一生が、そっと取り出して渡すと、胸にギュッと抱きしめて頬を寄せる。
「わあ、ふわふわ」
瑠璃は、そんなすみれの写真を撮ると微笑んだ。
瑠璃と一生が声を揃えてそう言うと、すみれは嬉しそうに満面の笑みを浮かべる。
今日、6月2日は、すみれの3歳の誕生日。
ダイニングテーブルの上のホールケーキには、3本のろうそくと、名前入りのチョコプレートも飾られている。
「さあ、ろうそく吹き消してね。あ、その前にお願い事してね」
「おねがいごと?」
「そう。目をつぶってお願いするの」
すみれは頷くと、手を組んでうつむいた。
「げんきにあかちゃんがうまれますように」
「ふふふ、ありがとう。じゃあろうそくに、ふうーってしてね」
すみれは大きく息を吸い込むと、ふうーっと一気にろうそくの火を吹き消した。
瑠璃と一生は、拍手で祝う。
「おめでとう!すみれ。はい、お誕生日プレゼント」
「ありがとう!あけてもいい?」
「もちろん!」
すみれは、大きな布に包まれたプレゼントを受け取ると、結んであるリボンをほどく。
中を覗き込んで、わあ!と嬉しそうに目を輝かせた。
「かわいい!うさぎさんのぬいぐるみ!」
一生が、そっと取り出して渡すと、胸にギュッと抱きしめて頬を寄せる。
「わあ、ふわふわ」
瑠璃は、そんなすみれの写真を撮ると微笑んだ。