「かあさま!」
病室に入ると、すみれは一目散に瑠璃に駆け寄る。
「すみれ!会いたかったー」
瑠璃はすみれをギューッと抱きしめた。
一生は、そんな二人の姿に微笑んでから、赤ちゃんのそばに行く。
赤ちゃんは今日もスヤスヤと、気持ち良さそうに眠っていた。
「かあさま、これ!こゆせんせいとつくったの」
「え、なあに?かあさまにくれるの?」
「うん!あかちゃんとかあさまに。おめでとうのカード」
「ええー?嬉しい!見てもいい?」
「うん!」
瑠璃は、そっとカードを開いてみる。
外側は水色だが、内側はピンクになっていて、開くと同時に可愛らしい絵が、飛び出すように立ち上がった。
「わあ、素敵!この絵、すみれが描いてくれたの?」
「そう。こっちがかあさまで、こっちはあかちゃん!」
「上手ねー、とっても可愛い。この字は?これもすみれが書いたの?」
「うん!こゆせんせいにおしえてもらったの。お、め、で、と、うって」
「凄いわね、すみれ。ありがとう!かあさま、宝物にするわね」
すみれは嬉しそうに頷いた。
病室に入ると、すみれは一目散に瑠璃に駆け寄る。
「すみれ!会いたかったー」
瑠璃はすみれをギューッと抱きしめた。
一生は、そんな二人の姿に微笑んでから、赤ちゃんのそばに行く。
赤ちゃんは今日もスヤスヤと、気持ち良さそうに眠っていた。
「かあさま、これ!こゆせんせいとつくったの」
「え、なあに?かあさまにくれるの?」
「うん!あかちゃんとかあさまに。おめでとうのカード」
「ええー?嬉しい!見てもいい?」
「うん!」
瑠璃は、そっとカードを開いてみる。
外側は水色だが、内側はピンクになっていて、開くと同時に可愛らしい絵が、飛び出すように立ち上がった。
「わあ、素敵!この絵、すみれが描いてくれたの?」
「そう。こっちがかあさまで、こっちはあかちゃん!」
「上手ねー、とっても可愛い。この字は?これもすみれが書いたの?」
「うん!こゆせんせいにおしえてもらったの。お、め、で、と、うって」
「凄いわね、すみれ。ありがとう!かあさま、宝物にするわね」
すみれは嬉しそうに頷いた。



