好き・・・
大好き・・・
もう絶対に自分からこの恋を終わらせたりしない。
何があっても、ちゃんと向き合って逃げたりしない。
ずっと遥斗と一緒にいたい。
「ん・・・・・・はぁっ」
一度からだを起こし、私を熱の籠った目で見つめる遥斗。
そんな遥斗に私は手を伸ばした。
「遥斗・・・・・・大好き」
「っ・・・やば。幸せ過ぎて俺どうにかなりそ」
そう言って遥斗は私を抱き締めた。
「・・・わたしも」
「あすか・・・・・・朝まで、覚悟してね?」
耳元で囁かれ、からだの奥が疼いた。
降り注ぐ甘いキスで再スタートを切り、散々愛し愛されて、意識を飛ばすように眠りについたのはカーテンの外がほのん少し明るくなり始めた頃だった。
END


