キミと世界が青めくとき 【完】





ハンバーガーはわたしの拳の三倍くらいあって、パティも肉厚でレタスもトマトも盛りだくさんで、付け合せのポテトも全て平らげると少しキツいくらいには満腹になった。

それなのに先輩は追加で山盛りポテトを注文していて、ファミレスの時はそうは思わなかったけど、スラッとしたその体の割りには大食いである事が判明した。



「先輩ってそれ、体質ですか?」

「それって?」

「食べても太らないってやつです」

「うーん、体質かもね。ダイエットとかした事ないし」



スタイルが良い上に肌だってスベスベで、美を詰めた様な存在の先輩に、羨ましいを通り越して尊敬すらする。

わたしも太りやすいわけではないけれど、夜に脂っこいものは食べないとか気を使っているは使っているから。



「わたしも体重を気にせず食べたいものを好きだけ食べたいです」

「食べればいいじゃん。ポテト食べる?」

「今はいいですよ⋯」



山盛りポテトをわたしの方へと差し出す先輩に苦笑いを零す。

驚く事に先輩は食後のデザートと言いながらアイスクリームまで注文していた。