キミと世界が青めくとき 【完】



人は嫌い。人は怖い。


途中、見た事のある女子がコソッと喋っていたのが聞こえてしまった。



「凛と双子とは思えない」



わかってる。そんなの、誰かに言われなくたってわかってるよ。


どうせわたしはつまらない人間で、歩み寄る事も出来なければ暗くて近付きたくない種類の人間だよ。




零れるため息はキリがない。



最近、浮かれすぎていたからかな。


感想ノートでのやり取りが楽しみになって、知春先輩と過ごす放課後が心地よくて。



だから少し、感覚がおかしくなっていたのかもしれない。



前よりも、凛と比べられる事が凄く辛い。

結局わたしは凛とは違って劣っているんだって改めて突きつけられた気持ちだった。






無意識に確認したのはスマートフォンの新着メッセージ。



今日も知春先輩からの連絡はなかった。