見守る俺自身も何故か汗をかいてしまったが、無事に詩織ちゃんも番を終える。
ああ、花の登場は心臓に悪いな…。
足……大丈夫か?
そう思い、ステージ脇の花に目を向ける。
アイツ……。
花のすぐ横に前嶋貴文の姿を見る。
直ぐに駆け寄り花を守りたい衝動に駆られる。
しかし、今この席から立ち上がるにはそれなりの理由がいる。
どうする……⁉︎
地団駄を踏んでその場に留まる。
花の横をよく見ると詩織ちゃんがいる。どうか花を守ってくれと、祈るような気持ちで見る。
10分休憩で急いでステージ脇に行く。
既に花はそこにはいない。
騒つく心を抑えながら花に電話する。出ない…スマホを持ち歩いてないのか?
「こんにちは、若旦那!」
声をかけられ振り返る。詩織ちゃんが走り寄ってくる。
「お疲れ様でした。堂々とした舞台でしたよ。」
先程のステージを褒めるが、頭の中は花の事でいっぱいだった。
「ありがとうございます。急に花を借り出しちゃってすいません。」
「聞いてなかったから、僕もびっくりしました。ところで花は知りませんか?」
「始めに言っておくと、きっと花緊張しちゃうと思って内緒にしていたんです。花なんですけど、今医務室に…。」
「医務室?足?どこか痛めましたか?」
「履いてたパンプスが慣れない靴だったらしくて、靴擦れしたみたいで…すいません私がバトミントンの相手をお願いしたから…。」
詩織が頭を下げてくる。
「いえ、さっきから歩き方が少し気になってたんです。気にしないで下さい、
花もあなたの役に立てて嬉しかったと思いますから。
僕も、ちょっと医務室に行ってみます。」
そう言いながら時計を見る。
残り5分…間に合うか?速足になりがら、医務室に駆け込む。
丁度、花がドアから出てくる。
「花、大丈夫か?」
思わず駆け寄り足元にしゃがみ込む。
「柊君!だ、大丈夫。大した事無いんだけど、絆創膏を持って無くて医務室寄ったの。」
足を見ると、両足首に大きめの絆創膏…。
ストッキングを脱いだのか素足で歩く。
「あ、お兄さん。花さん大丈夫ですよ。擦り傷程度ですから。」
後から医務室から出て来たのは前嶋貴文…。
まだ俺の事をお兄さんと呼ぶ徹底ぶり…。
「花がお手数をかけまして、申し訳ありませんでした。」
身内の顔で頭を下げる。
ああ、花の登場は心臓に悪いな…。
足……大丈夫か?
そう思い、ステージ脇の花に目を向ける。
アイツ……。
花のすぐ横に前嶋貴文の姿を見る。
直ぐに駆け寄り花を守りたい衝動に駆られる。
しかし、今この席から立ち上がるにはそれなりの理由がいる。
どうする……⁉︎
地団駄を踏んでその場に留まる。
花の横をよく見ると詩織ちゃんがいる。どうか花を守ってくれと、祈るような気持ちで見る。
10分休憩で急いでステージ脇に行く。
既に花はそこにはいない。
騒つく心を抑えながら花に電話する。出ない…スマホを持ち歩いてないのか?
「こんにちは、若旦那!」
声をかけられ振り返る。詩織ちゃんが走り寄ってくる。
「お疲れ様でした。堂々とした舞台でしたよ。」
先程のステージを褒めるが、頭の中は花の事でいっぱいだった。
「ありがとうございます。急に花を借り出しちゃってすいません。」
「聞いてなかったから、僕もびっくりしました。ところで花は知りませんか?」
「始めに言っておくと、きっと花緊張しちゃうと思って内緒にしていたんです。花なんですけど、今医務室に…。」
「医務室?足?どこか痛めましたか?」
「履いてたパンプスが慣れない靴だったらしくて、靴擦れしたみたいで…すいません私がバトミントンの相手をお願いしたから…。」
詩織が頭を下げてくる。
「いえ、さっきから歩き方が少し気になってたんです。気にしないで下さい、
花もあなたの役に立てて嬉しかったと思いますから。
僕も、ちょっと医務室に行ってみます。」
そう言いながら時計を見る。
残り5分…間に合うか?速足になりがら、医務室に駆け込む。
丁度、花がドアから出てくる。
「花、大丈夫か?」
思わず駆け寄り足元にしゃがみ込む。
「柊君!だ、大丈夫。大した事無いんだけど、絆創膏を持って無くて医務室寄ったの。」
足を見ると、両足首に大きめの絆創膏…。
ストッキングを脱いだのか素足で歩く。
「あ、お兄さん。花さん大丈夫ですよ。擦り傷程度ですから。」
後から医務室から出て来たのは前嶋貴文…。
まだ俺の事をお兄さんと呼ぶ徹底ぶり…。
「花がお手数をかけまして、申し訳ありませんでした。」
身内の顔で頭を下げる。



