2人は祖母の家から近い、隣町のショッピングモールで買い物をする事にした。
車を降りてからずっと柊生が繋いだ手を離さないから、花は人目が気になって仕方がない。
「柊君…誰か知り合いに会ったら大変だよ?」
「気にしなくていい。夫婦なんだから堂々としてれば。」
「また、前嶋さんに会ったらどう思うか分からないよ?」
「あの人にはむしろ見せつけてやればいい。」
「柊君は前嶋さんが嫌いなの?」
何を言ってるんだと言う顔で、
「花を俺から奪おうとする奴はみんな敵だ。」
と威嚇する。
今日の柊君はドーベルマンみたい。
そう思うと、ふふっと笑ってしまう。
「今の会話に笑う要素なんて一つもなかったぞ?」
怪訝な顔で花を見る。
くすくす笑い続ける花を不思議そうに見ながら、
「まぁいい、花が楽しいなら。」
柊生は諦めにも似た笑顔を向けて先を進む。
車を降りてからずっと柊生が繋いだ手を離さないから、花は人目が気になって仕方がない。
「柊君…誰か知り合いに会ったら大変だよ?」
「気にしなくていい。夫婦なんだから堂々としてれば。」
「また、前嶋さんに会ったらどう思うか分からないよ?」
「あの人にはむしろ見せつけてやればいい。」
「柊君は前嶋さんが嫌いなの?」
何を言ってるんだと言う顔で、
「花を俺から奪おうとする奴はみんな敵だ。」
と威嚇する。
今日の柊君はドーベルマンみたい。
そう思うと、ふふっと笑ってしまう。
「今の会話に笑う要素なんて一つもなかったぞ?」
怪訝な顔で花を見る。
くすくす笑い続ける花を不思議そうに見ながら、
「まぁいい、花が楽しいなら。」
柊生は諦めにも似た笑顔を向けて先を進む。



