私の気持ちを思い知れ


ここ数日放課後に会っていた時とは、全然違う彼女の態度。

「迷ってて施錠されたわけじゃないだろ?

なぁ、誰かにやられたんだろ?」


「…知らない!

別に私なんてどうなってもいいんだから、いちいち聞かないで!!」

突然声を荒らげる彼女。

そして今まで見たことない、彼女の表情。

この場が気まずくなる空間へと化した。


そういえば警備員が、2年生の女子が鍵を使っていたな。

その人たちにきっと、なんかされたのだろうけど…。

これ以上言っても、彼女の機嫌を損ねるだけだ。

これ以上聞かないようにしよう。

「ごめんなさい、、、」

「待って!」


用具室を出ようとした彼女に俺は声をかける。

彼女はすぐにでもこの場を出て行きたいはずなのに、俺の声に止まってくれる。