僕は、青山を無視し、友達と体育館をあとにした。

友達は、

「いいのかよ?」

と不思議そうだったが、

「いいって!別に」

そこまで言い切ると、流石に友達もそれ以上、なにも言わない。


そして翌日。

僕のクラスまで来た青山に、廊下に呼び出された。

面倒だと思いながら、

「何だよ?」

ぶっきらぼうに問うと、

「私、アンタの彼女だよね?告白したとき、受け入れてくれたじゃない!どうしてそんなに冷たくするの!?」

青山は、相当怒っているようだ。