山の中だけれどちゃんと電波が立っていることを確認する。
「この子たちなんですけど、来ませんでしかた?」
唯と真一が写っている写真を表示してテーブルに置く。
それを見た大田さんは首をかしげたが安喜くんは直ぐに反応を示した。
「来たよ! 僕、このふたりに遊んでもらったんだ!」
当時のことを思い出したのかその場でぴょんぴょんと飛び跳ねて喜んでいる。
相当おもしろかったみたいだ。
「本当に? このふたりで間違いない?」
智香が身をのりだして安喜に聞く。
安喜は大きく頷いた。
「間違いないよ。僕かくれんぼやだるまさんが転んだをしたんだから!」
自信満々に胸を反らせる安喜くんに智香は息を吐きだす。
間違いない。
4人はこのミチ村へ来たんだ。
そしてなにかがあった……。
智香の見立てではおそらくこの祭りの参加者になにか妙な薬をやらされた。
でも、この狭い集落でそんな人がいればすぐに気がついて、咎められる気もする。
それに大田さんと安喜くんを見ている限りはそんな怪しげな人たちには見えない。
「ねぇ、このふたりはまた来てないの?」
「この子たちなんですけど、来ませんでしかた?」
唯と真一が写っている写真を表示してテーブルに置く。
それを見た大田さんは首をかしげたが安喜くんは直ぐに反応を示した。
「来たよ! 僕、このふたりに遊んでもらったんだ!」
当時のことを思い出したのかその場でぴょんぴょんと飛び跳ねて喜んでいる。
相当おもしろかったみたいだ。
「本当に? このふたりで間違いない?」
智香が身をのりだして安喜に聞く。
安喜は大きく頷いた。
「間違いないよ。僕かくれんぼやだるまさんが転んだをしたんだから!」
自信満々に胸を反らせる安喜くんに智香は息を吐きだす。
間違いない。
4人はこのミチ村へ来たんだ。
そしてなにかがあった……。
智香の見立てではおそらくこの祭りの参加者になにか妙な薬をやらされた。
でも、この狭い集落でそんな人がいればすぐに気がついて、咎められる気もする。
それに大田さんと安喜くんを見ている限りはそんな怪しげな人たちには見えない。
「ねぇ、このふたりはまた来てないの?」



