水と油の私達

マナ、ね。

奇跡なんて、そんな大層なものじゃないのに…

自身の髪の上に被ったウィッグをとる。

ああ、もう染めなくていいのね…

私の腰まである髪。

その下半分は、もう抜けかけたピンクの色。

ピンクの髪はブリーチの痕が残るように、ひどく痛んでいる。

本当、上半分の茶髪とは大違いだ。

近々切らなくちゃ…

だってもう、マナは必要ないもの。

そう、全くもって、奇跡なんかじゃないのにね。