「パ、パメラ……私、少しだけ触ってみたいのだけど……良いかしら? 噛みついたりしないかしら……」
「ええ、大丈夫ですよ……ただし小公爵が嫌がるようならやめてあげて下さいまし」
リュミエールは目を輝かせながら、彼の近くで何度か手を往復させ、結局それを背中に着地させる。小公爵は、片目を開けて半眼で見ているが、大人しくして動かない。
まふ……まふ……。
「わぁぁぁぁ…………!」
思わず声が出てしまう。
手を真綿のような毛がしっかりと包み込み、暖かな体温が伝わってくる。
(気持ちいい……、なんて柔らかいの……!)
心臓を高鳴らせながら夢中になって彼を撫でていると、それに気を良くしたのか小公爵はごろりとパメラの上で仰向けになった。
「さ、触ってもいいのね……?」
「ええ、大丈夫ですよ……ただし小公爵が嫌がるようならやめてあげて下さいまし」
リュミエールは目を輝かせながら、彼の近くで何度か手を往復させ、結局それを背中に着地させる。小公爵は、片目を開けて半眼で見ているが、大人しくして動かない。
まふ……まふ……。
「わぁぁぁぁ…………!」
思わず声が出てしまう。
手を真綿のような毛がしっかりと包み込み、暖かな体温が伝わってくる。
(気持ちいい……、なんて柔らかいの……!)
心臓を高鳴らせながら夢中になって彼を撫でていると、それに気を良くしたのか小公爵はごろりとパメラの上で仰向けになった。
「さ、触ってもいいのね……?」



