それから先程の言葉を思い出して納得。 なるほど、私を勘違いしていたのか。 「え、じゃあなんでお前この人と居たの?」 「ラーメン屋で声かけたのが寧子ちゃんだった」 「ナンパかよ……」 「いや、最初男だと思われていたので」 「嘘だろ、最低だな」 「反省してます」 頭を下げるので、私は小さく首を振った。 「よく間違われるので。さっきもメンズモデルのスカウトされましたし」 渋谷の人混みを前の人について歩いていたら、いつの間にか横に並んで歩いていた人から話しかけられて名刺を渡された。