「前にも勝手にそんなこと言ってたんか。でもまあ、これからよろしくな。萌音」

「うん……っ。こちらこそ、よろしくお願いします!」

「家事とかそんな頑張らなくてもいいからな。俺だって一応できるから」

「ありがとう……。本当に、ありがとうっ」



ルームシェア、なんだかワクワクしてきたっ。

もう1人は誰なんだろう……っ。

会えるの楽しみだな。


だけど、躍り出す私の心は簡単に砕かれるのだった……。