「そうだ、と言ったら?」
緊張が一気に走る。銃を持つ手に力が自然と入った。イエティは口角を上げる。
「そりゃあもちろん……殺すに決まってるでしょ?」
カチッと音を立て、イエティが持っている銃の安全装置も外される。刹那、桜士は素早く近くの棚の後ろに逃げ込んだ。パンッと乾いた音が響き、先ほど桜士の頭があった場所をイエティが放った銃弾が素早く通り過ぎていく。
「あちゃ〜、外しちゃった。さすが公安だね。これくらい反応できなきゃなれないか」
残念そうに言うイエティに、桜士はお返しと言わんばかりに銃口を向け、引き金を引く。だが、こちらが発砲した弾もギリギリで避けられ、敵の体を貫くことなく壁に命中した。
「も〜、お兄さん危ないよ!もう少しで当たるところだったじゃん!」
頰を膨らませ、怒ったようなフリをイエティは見せる。その態度に桜士は苛立ちを覚えつつ、舌打ちをした。
「ふざけたことを言うな!お前もあれくらいは避けられるんだろう!ギリギリで避けたのはわざとだ!!」
緊張が一気に走る。銃を持つ手に力が自然と入った。イエティは口角を上げる。
「そりゃあもちろん……殺すに決まってるでしょ?」
カチッと音を立て、イエティが持っている銃の安全装置も外される。刹那、桜士は素早く近くの棚の後ろに逃げ込んだ。パンッと乾いた音が響き、先ほど桜士の頭があった場所をイエティが放った銃弾が素早く通り過ぎていく。
「あちゃ〜、外しちゃった。さすが公安だね。これくらい反応できなきゃなれないか」
残念そうに言うイエティに、桜士はお返しと言わんばかりに銃口を向け、引き金を引く。だが、こちらが発砲した弾もギリギリで避けられ、敵の体を貫くことなく壁に命中した。
「も〜、お兄さん危ないよ!もう少しで当たるところだったじゃん!」
頰を膨らませ、怒ったようなフリをイエティは見せる。その態度に桜士は苛立ちを覚えつつ、舌打ちをした。
「ふざけたことを言うな!お前もあれくらいは避けられるんだろう!ギリギリで避けたのはわざとだ!!」

