独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 絆那さんは、どこまでも優しすぎる。

 私のことを凄く考えてくれて、私優先で……頭が上がらないくらい。

 これ以上わがまま、お願いなんてしちゃいけない。

 絆那さんに迷惑を、かけたくないから。

 だけど……絆那さんともっとたくさん居たいって、思い始めている。

 もしかして私は……なんて。

 まだ出会って二日だし、確かな気持ちじゃない。

 きっと、友達として好意的に思っているだけだ。

 それ以上でも、それ以下でもない……はず。

 大丈夫だって、そこまでしなくても何とかできるって。

 そう言おうとしたのに、口は疑問を吐いていた。

「絆那さんは、面倒だなって思ってないですか? 私の、こと……。」

 私はこんなにも、巻き込まれ体質だ。

 周りの人に迷惑をかけてしまうくらい、嫌な体質を持っている。

 だから例え好きだと言ってくれても、嫌だと思うんじゃないか。

 絆那さんは私といて、良いんだろうか。

 いろいろな疑問が渦巻く中で、不安と心配と……よく分からない感情も混ざる。