「「「もちろんですっ!!!」」」
「うん、良い返事だ。……和凜、そろそろ行こう?」
女の子たちに挨拶をした美月ちゃんは、私を会話する時とは全く違う雰囲気。
言葉遣いもオーラも何もかもが、“総長”といった様子の美月ちゃんだった。
「う、うんっ……!」
美月ちゃんに声をかけられて、はっと我に返る。
そのまま私は、美月ちゃんのことを悶々と考えながら廊下を歩いていた。
美月ちゃんの、大きな事実とは……美月ちゃんは、この地域一帯を取り締まるレディースの総長な事。
この学校自体が不良校だと噂されているらしく、私たちに挨拶してくれた女の子たちは、みんな美月ちゃんの舎弟さん……らしい。
他にもレディースとは違った暴走族があるらしく、少しだけ怖いと思ってしまっている。
でも、騒ぎを起こしたって話は聞いた事ないんだよね……。
不良さんが多いのに、大きな騒ぎは起きた事がない。
それに、美月ちゃんや舎弟さんたちも優しいから、そこまでの恐怖心はない。
完全にないって言ったら、嘘になるけどっ……。
「うん、良い返事だ。……和凜、そろそろ行こう?」
女の子たちに挨拶をした美月ちゃんは、私を会話する時とは全く違う雰囲気。
言葉遣いもオーラも何もかもが、“総長”といった様子の美月ちゃんだった。
「う、うんっ……!」
美月ちゃんに声をかけられて、はっと我に返る。
そのまま私は、美月ちゃんのことを悶々と考えながら廊下を歩いていた。
美月ちゃんの、大きな事実とは……美月ちゃんは、この地域一帯を取り締まるレディースの総長な事。
この学校自体が不良校だと噂されているらしく、私たちに挨拶してくれた女の子たちは、みんな美月ちゃんの舎弟さん……らしい。
他にもレディースとは違った暴走族があるらしく、少しだけ怖いと思ってしまっている。
でも、騒ぎを起こしたって話は聞いた事ないんだよね……。
不良さんが多いのに、大きな騒ぎは起きた事がない。
それに、美月ちゃんや舎弟さんたちも優しいから、そこまでの恐怖心はない。
完全にないって言ったら、嘘になるけどっ……。

