独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 ふと思ってしまい、ぎゅっと制服の袖を握り締める。

 私も、守られてばっかりは嫌だっ……。

「あ、あのっ……!」

「ん? どうしたの、和凜?」

「私、も……。」

「え?」

 私は弱いけど、何かしたいっ……。

 私だって、無力なわけじゃないからっ……。

「私も、美月ちゃんや副総長さんや舎弟さんたちの役に立ちたいからっ……私にできる事があれば、言ってほしい……ですっ。」

 できる事なんて限られているけど、自分ができる限りしたい。

 レディースのみんなのことも、大好きだから……。

 あまり自分からこう言った事はなかったから、ちょっぴり緊張してしまう。

 ど、どんな反応されるんだろう……?

 もし嫌とか、拒否されたら流石に落ち込んじゃうかもしれない。

「和凜さんめちゃかわじゃないですか~! いいんですか!? 和凜さんにお願いとかしちゃって!?」

「は、はいっ。守られるばっかりじゃ申し訳ないので、私も何か役に立ちたいんです!」

「めっちゃいい子~! それじゃ、今度勉強教えてください! 和凜さん、頭良いから教えてもらいたいです!」