独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

「もちろんですよ! というかあたしたち、それ言いに来たんですから!」

「……余計な事、言わないだろうな?」

「何で疑ってるんですか総長! これは和凜さんに知ってもらいたい事なので、言ったほうが良いと思いますよ!」

「まぁ……あんたがそう思うんなら、いいか。それじゃ任せた、副総長。」

「おけまるです!」

 この人、副総長さんなんだ……。

 ノリが軽そうな人で、関わりやすそうな人。

 そうしてぽけーっと思っていると、その副総長さんが私にさっきの事を教えてくれた。

「和凜さんは、Azureの総長天狼さんとお付き合いされてるじゃないですか?」

「は、はい……。」

 というか、どうしてそれを知っているんだろう……。

 私ってそんなに分かりやすい? いや、絆那さんが有名だからなのかもしれないけど。

 またもや疑問のループに入りそうになったけど、直前ではっとして副総長さんの言葉に集中する。

「そういう事はつまり、危険な目にも遭いやすいって事なんですよ。だからあたしたちに、お二人のことを守らせてください!」