独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 それと同時、だった。

「絆那さんは私にとって……大好きな、彼氏ですっ……。」

「っ……悪い、和凜。」

「ふぇっ……? 絆那さっ……!」

 ヤバい、自制ができない。

 それくらい、和凜は俺を翻弄するのが上手すぎる。

 学校だから流石にあまりスキンシップはできないが、軽いキスを一度落とす。

 それだけで和凜は、すぐ真っ赤になった。

「和凜は、ずるいな。」

 俺を翻弄して、ここまでさせるのはお前くらいだ。

 抱きしめながらそう言うと、和凜は何故か不満げに。

「絆那さんだって……かっこよすぎて、ずるいですっ。」

 ぷくーっと頬を膨らませて、簡単にそう言うものだから。

「和凜、好きだ。」

「っ……。」

「誰よりも大好きだ。」

「き、絆那さんっ……?」

「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」

「も、もういいですっ……!」

 意地悪、したくなる。

「可愛すぎて言いたくなっただけだ、気にするな。」

「む、無理ですよ……っ!」

「そうか。……可愛い奴だな。」