独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 香椎の言葉には、和凜への愛が物凄く感じられる。

 それは俺じゃなくても、誰が聞いてもそう思うだろうと感じるほどに。

 香椎の気持ちは、痛いほど分かる。

 ……だからこそ。

「それは俺も分かっている。俺だって、無責任にそう言っているわけじゃない。」

 責任があるから、そう言っているんだ。

 香椎が心配する気持ちも分かる……が。

「お前が心配する不安もないくらい、俺は和凜を愛している。誰よりも、この世の何よりも……だ。」

「……っ。」

 ぐいっと和凜を引き寄せ、見せつけるように包み込む。

 和凜は予想外だと言うように驚きながらも、俺に身を任せてくれている。

 ……くそっ、可愛すぎる。

 そんな様子を見た香椎は一瞬目を見開いたが、直後安心したように背を向けて。

「それならいいの。悪いわねせっかくの時間を邪魔して。」

 片手を上げた香椎は、穏やかな視線をしている。

 和凜はやはり意味が分かっていないようだが、香椎の次の言葉がとても嬉しかったようですぐに笑顔になった。