独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

「和凜、俺の恋人になってくれ。」

 ……っ。

 まさか、そう言われるとは予想していなかった。

 私としては、気持ちを伝えられたらいいと思っていたから。

 だけど恋人になったら、ずっと一緒に居られるのかな……。

 そうだったら、私の答えは。

「私なんかで、いいんですか……?」

「あぁ、和凜じゃなきゃ困る。」

 はっきりと、私を肯定してくれる言葉をくれる絆那さん。

 その言葉で私の心は、ぎゅっと掴まれたような感覚に苛まれた。

「私も、言いたいです。……いいですか?」

「もちろんだ。」

 こんなに欲張りになっちゃっても、いいのかな?

 いつか罰が当たっちゃわないかな?

 心配になってしまうけど、私は絆那さんとこれからも一緒に居たい。

 ……ずっと、大好きって言いたい。

「絆那さん……私の恋人に、なってくれますか?」

 恥ずかしさを押し殺して、絆那さんと同じ言葉を言う。

 その途端、ぎゅっと引き寄せられる。

 ――ちゅっ

 …………っ!?

 可愛らしいリップ音が、耳に深く残る。