独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 会長は私の言葉に、意味深に口角を上げる。

 ……そうしたと思った、瞬間。

「ふっ……流石絆那が見初めた女だな。度胸もあって行動に移す勇気もある。そこは誉めてやろう。」

「そ、それは今どうでも良いんじゃないですかっ……! それよりも、理由を……」

「あぁ、教えてやるさ。だから今から、ある場所に着いてきてもらいたい。」

 ある場所……?

 ここじゃ話せないほどの内容って事……?

 ふっとそう思い、怪しむも首を縦に振る。

 ここで話すのも人の迷惑になっちゃいそうだし、絆那さんたちにバレても困る。

 それこそ、一週間我慢してきたのが水の泡になってしまうかもしれない。

「分かり、ました。」

「それでこそ、絆那の女だ。さぁ、行くぞ。」

「……はい。」

 絶対、会長の思っている事を知ってみせる。

 私は再びそう決意し、会長のあとをついていった。



「入れ。」

 ここは……どこかの倉庫?

 工業とかでよく使う倉庫の一室に案内され、その中心にあるソファに座らされる。

 ……何だか、お部屋みたい。