独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 小さいし可愛いし、何より私は猫が大好き。

「貰っていいの? こんな可愛いの……」

「当たり前。和凜の為に買ったんだから、むしろ貰ってもらわなきゃ困る。」

 ね?と言わんばかりの圧に押され、うっと言葉に詰まる。

 隠し事をしてるのにこんな可愛いもの、もらっちゃってもいいんだろうか……。

 申し訳なさや後ろめたさでいっぱいになりそうだけど、美月ちゃんがこれでもかと受け取ってほしいオーラを出している気がしたから。

「あ、ありがとうっ……。何から何まで、申し訳ないよ……。」

「和凜はそんな事思わなくていいの。あたしがしたいからしてるだけだし。分かった?」

「う、うんっ……。」

 私に気を遣わせないような優しい言葉をさらっといえる美月ちゃんは、やっぱり憧れの的だ。

 美月ちゃんがいるから、この状況でも少し楽になれる。

 私、美月ちゃんいなくなったら生きていけるんだろうか……あはは。

 お世話を焼かれているみたいで、美月ちゃんがどうしてもお姉さんみたいに見えてしまう。

「わ、私そろそろ帰るねっ……! キーホルダー、ありがとうっ。」