独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

「早速入りましょうっ!」

「そうだな。」

 外装だけでも素敵なのに、内装はどんなものなんだろう……!

 興味津々になった私は絆那さんの腕を引くように、少し急かして中に入った。

「いらっしゃいませ、二名様ですねっ。お好きな席へどうぞっ!」

「わぁっ……!」

 凄く素敵……!

 内装も鮮やかな色彩がメインで、小物一つ一つにもこだわりを感じる。

 こんな素敵な喫茶店、あったんだ……。

 最近できたとしても、こんなに可愛いお店を今まで知らなかったのは惜しい。

 それに……店員さんが、とても可愛らしい人。

 私より少しだけ幼く見えるから、中学生さんかな?

 だとしたら、こんなにはきはきしていて凄いっ……!

 少しだけ落ち着かない心臓を撫でおろしながら、絆那さんと一緒にテーブル席に座る。

 テーブルもソファも、おしゃれだっ……。

 全部の事に反応してしまい、我に返ってから顔を両手で隠した。

「絆那さん、ごめんなさい……。私、子供っぽかったですよね……。」

 高校生なのに、小学生みたいな事ばっかり……。