「なぁ、和凜って甘いものとか好きか?」
「ふぇ?」
絆那さんと仲直り?をしたその数日後。
お昼ご飯をいつもの如く屋上で食べていた時。
何の前触れもなくそう言われて、反応が遅れてしまう。
だけれどはっと我に返り、大きな声を上げてしまった。
「はいっ! とっても大好きです!」
甘いものは正義!と思う私にとって、その質問は全肯定するしかないもの。
すると絆那さんはふっと微笑んでから、こんな提案をしてくれた。
「なら今日の放課後、空いているなら一緒に喫茶店に行かないか? 実は弟から喫茶店のクーポン券を二枚貰ったんだが、和凜と一緒に行きたいと思ってな。」
「わ、私でいいんですかっ?」
「もちろんだ。というか、和凜じゃないと誘わない。」
私、じゃないと……?
どういう事なんだろう……と一瞬考えたけど、もしかしたら他の人は甘いものが苦手だったりするのかもしれない。
それに、そんなお誘いを貰えるくらい信頼されているのかな……なんて、思ってしまった。
「それじゃあ、ぜひ行かせてくださいっ!」
「ふぇ?」
絆那さんと仲直り?をしたその数日後。
お昼ご飯をいつもの如く屋上で食べていた時。
何の前触れもなくそう言われて、反応が遅れてしまう。
だけれどはっと我に返り、大きな声を上げてしまった。
「はいっ! とっても大好きです!」
甘いものは正義!と思う私にとって、その質問は全肯定するしかないもの。
すると絆那さんはふっと微笑んでから、こんな提案をしてくれた。
「なら今日の放課後、空いているなら一緒に喫茶店に行かないか? 実は弟から喫茶店のクーポン券を二枚貰ったんだが、和凜と一緒に行きたいと思ってな。」
「わ、私でいいんですかっ?」
「もちろんだ。というか、和凜じゃないと誘わない。」
私、じゃないと……?
どういう事なんだろう……と一瞬考えたけど、もしかしたら他の人は甘いものが苦手だったりするのかもしれない。
それに、そんなお誘いを貰えるくらい信頼されているのかな……なんて、思ってしまった。
「それじゃあ、ぜひ行かせてくださいっ!」