独占欲強めの最強総長、溺愛は盲目なほど。

 確かに……それは、否定できない。

 否定しようにも、絆那さんはそういう節があるから……どう言う事もできない。

 だけど私は……そんな弱気な絆那さん、見たくない。

 静かに重ねられた手からは、まるで絆那さんの気持ちが伝わってくるみたい。

 くしゃっと顔を歪めて私を見ている視線が絡み、言葉に詰まった。

 ……絆那さんって相当、思いつめちゃう人なのかな。

 ふと、そう考える。

 というか、そう考えるのが自然な気がして……気付いたら私は、その手を握っていた。

 その時に絆那さんが、ぴくっと反応したのが分かる。

 でも気にせずに、私は思った事を伝えた。

「確かに絆那さんは強引です。びっくりしちゃいましたし、どうしてだろうって考えたりもしました。」

 何でこんなに強引なんだろうって、考えた。

 一旦目を伏せ、再度絆那さんを見据える。

 やっぱり不安そうな瞳と合い、失礼だと思いながらもキュンっと胸が高鳴った。

 ふふっ、絆那さん可愛い……。

 それでもそんな動揺を見せるわけにはいかず、しっかりと目を見て言葉を続けた。