壁にもたれかかり、座り込む。

「クッソ、俺はなんで…」

満春を傷つけてばかり。

あの日だって、友達の前だからって照れて思ってもないことを言って。


満春が勇気を出そうとしてくれてたのに。

俺はそれを踏みにじった。

(ホントにごめん、満春…)