いくつかの発表のあと、残すは2つ。
まずは優秀賞の発表となった。
「優秀賞は…広田 真司様の『幸せの輝き』です」
隣の家族連れのテーブルからパパが立ち上がり、拍手の中、壇上へ向かった。
一生から賞状を渡されたあと、ご感想を、とうながされてマイクの前に立つ。
「あ、え、えーっと、自分は、その、カメラマンでもなんでもなく、ただの素人でして…こういう場も慣れてなくて、その」
しどろもどろの若いパパに、応援の拍手が起こる。
隣のテーブルから、パパー!がんばれー!と、小さな男の子の声がした。
「お、おう!パパがんばるよ!」
そのやり取りに、会場中が笑顔になる。
「えー、僕は写真のことなんて、何も分かりません。でも、家族を撮るのは、自分の妻と息子を撮るのは、絶対自分が1番上手いと思っています。今回も、妻と息子の輝く笑顔が撮れて、自分は世界一幸せ者だと思いました。それがまさか、優秀賞に選ばれるなんて…本当に嬉しいです!副賞の宿泊券も、早速使わせて頂きます。ありがとうございました!」
まずは優秀賞の発表となった。
「優秀賞は…広田 真司様の『幸せの輝き』です」
隣の家族連れのテーブルからパパが立ち上がり、拍手の中、壇上へ向かった。
一生から賞状を渡されたあと、ご感想を、とうながされてマイクの前に立つ。
「あ、え、えーっと、自分は、その、カメラマンでもなんでもなく、ただの素人でして…こういう場も慣れてなくて、その」
しどろもどろの若いパパに、応援の拍手が起こる。
隣のテーブルから、パパー!がんばれー!と、小さな男の子の声がした。
「お、おう!パパがんばるよ!」
そのやり取りに、会場中が笑顔になる。
「えー、僕は写真のことなんて、何も分かりません。でも、家族を撮るのは、自分の妻と息子を撮るのは、絶対自分が1番上手いと思っています。今回も、妻と息子の輝く笑顔が撮れて、自分は世界一幸せ者だと思いました。それがまさか、優秀賞に選ばれるなんて…本当に嬉しいです!副賞の宿泊券も、早速使わせて頂きます。ありがとうございました!」



