屋敷に入られた大旦那様大奥様。 その後に、坊ちゃまと若奥様。 廊下を歩く二組を後ろから見ておりますと、感慨深いものがあります。 坊ちゃまと若奥様は、かつての大旦那様と大奥様を見ているようで懐かしい気持ちになるのです。 いつか若いお二人も、大旦那様、大奥様のようになる。 私は、その瞬間を見ることは出来ないでしょうが…。 ですが、私はお二人の未来が楽しみでならないのです。 (いつか、坊ちゃまを旦那様と呼ぶ日が来るといいですね。 そう呼べるように精進してくださいませ、坊ちゃま)