「は、はいっ」 「お召の服は、すべて脱いじゃってください」 「あ、は、はい…」 今日会ったばかりの人に素肌を見せるのには抵抗があるが、有無を言わせない雰囲気なので従う他ない。 「晴人様のお着物は寝室にご用意してあります」 「わかった。依里、すぐ戻ってくるからね」 「はい」 晴人さんがいないのには心細いが、すぐに戻ってくると自分に言い聞かせて不安を掻き消す。