相手のお嬢さんは控えめで、息子のことも心から愛してくれている。 息子が身を固めた今、社長就任への道を着々と進んでいると言っていい。 その邪魔をしようとする者たちの排除には必ず手を貸す。 だが、すべてに手を貸せば息子は力不足の烙印を押されてしまうのでほどほどに。 (愛する者の為ならすべてを投げ捨てられる。 ようやくその気持ちが分かったようだな、晴人) (幸せになるのよ。…あと、束縛は程々にね)