「ご飯にしようか」 「はい。でもその前にシャワー浴びないと」 「あぁ、そうだね。一緒に行こう」 お互いに背中や髪を洗いあう。 これも、何度も経験するにつれ慣れてしまったものの一つ。 最初は恥ずかしすぎて、目を逸らしてばかりいたら晴人さんに笑われてしまったのだ。 もう何度も見てるのに慣れないの?と、色気を漂わせながら言われ 顔を真っ赤に染め上げたのは今となってはいい思い出。 あの色気は凶器だ。