移り変わる時のなかでいつまでも君と

「有村くんが運んでくれたんだよ!」



あ、有村くんが…。

お、重くなかったかな…。

って、気にするの絶対そこじゃない…!

お礼言わなきゃ!!

目の前で人が倒れたらビックリするよね…。

すぐに戻らなきゃ!

そう思って起き上がる。



「もう起き上がって大丈夫なの?」



七海の問いに頷く。

それよりも有村くんに早く会いに行かなきゃ。

そしてお礼言わなきゃ!



「あ、有村くんに…」

「ん?僕がどうかした?」

「ひゃ!?」



わたしがドアから出ようとするのと同時に有村くんがひょっこりと顔を出す。

び、びっくりした…!

びっくりしすぎて変な声出ちゃった…!!

そんなわたしを有村くんは楽しそうに見る。