移り変わる時のなかでいつまでも君と

わたしなんかに好かれたら迷惑だよ。

いや、好きなんかじゃ絶対にないけど。



「おーい!次こっちー」



ああ、なんだか眩しいな…。

有村くんを見てるとクラクラする。

本当にめまいがしそうなくらい…。



「優奈〜、行くよ〜?」



七海の声が聞こえてきて、肩を波打たせる。

だめだだめだ、授業中!

有村くんに見とれてる場合じゃ…って見とれてないし!!

めまいなんて、気にしてる場合じゃない!




「はーい!」



わたしは気を取り直して、七海に大きく手を振った。

後ろから聞こえてくる有村くんの笑い声は聞こえないフリをする。

耳が勝手に拾ってしまうけれど、聞こえないフリをした。