あたしは柊の横で俯いた。 柊を見ることが出来ない。 柊はどんな顔をしているだろう。 だけど柊は、意外にも冷静に言った。 「お前なんでここにいるのか、竹中」 すると、彼は答えた。 「新婚旅行だ」 その声を聞くと、余計にあの時のことを思い出してしまう。 柊がいたのに、あたしは竹中君とキスしてしまった。 身体も見られたし触られた。 抱かれるつもりだった……