大迫さんは少し頬を染めて言う。 「俺は戸崎選手に会えて嬉しい。 山形なんておまけみたいなものだ」 「すみませんね、おまけで……」 ぼやきながらも、ああこの人たちアスールのファンだと思ってしまった。 普段柊と一緒にいるから忘れてしまうけど、柊はとってもすごい人。 舞さんも、柊の大ファンだった。 大迫さんの言葉に、柊は満足そうだ。 そしてあたしは不満だ。 だけど、こうやってダブルデートをするのもいいかもしれない。 あたしは人目を気にするあまり、外では柊と離れているから。