「意識も戻り、今は病室で寝られています。 もちろん命に別状はありません」 命に別状はない? それは当然だ、大前提だ。 「現在、点滴治療をしています。 一過性脳虚血発作は繰り返すことが多く、このまま放っておくと脳梗塞に進展します」 「冗談じゃねぇ!!」 俺は何の罪もないこの医師を、立ち上がって睨んでいた。 「脳梗塞とか軽々しく言いやがって。 みどりを何とかしろ!!」