fantasista 3 ー永遠にー




沙知はやっぱり柊には見向きもせず、あたしに話しかける。


「みどり、春にまた同窓会しようと思うの!

みどりも来るよね?」


「う……うん」



だけど竹中君が来るなら、あたしはいけないな。

気まずいあたしは柊を見上げるが、柊黙ってあたしを見返した。

そのだんまりが逆に気まずい。

柊が沙知と話してくれれば、あたしは何を話そうかあたふたせずに済むのに。