「よく、そんな食べれるね(笑)」

私が言うと

「本当に(笑)胃袋どんだけデカいんだろうね(笑)」

麗華さんが言ってきた。

「あ、蘭羅ちゃん。その服着て帰っていいよ。てか、あげる!」

「え、そんなの悪いですよ!」

「いいのいいの!それ、まだ着てないのだし!それに、多分もう着ないし(笑)私、衝動買いしちゃうけど、結局着なかったりするの(笑)他にもあるから帰りに渡すね!」

「でも…」

「いいの!私が蘭羅ちゃんにあげたいの」

そこまで言われると

「わかりました。ありがとうございます」

そう言うと麗華さんは、ニコッとした。

聖也君と大輝さんの前には、すごい数のお酒。

それにしても、全然酔ってない(笑)

「蓮也は飲まないの?」

「あぁ。白龍ではそう言う法律の事も守ってる。だから酒やタバコも未成年の時は、許してないし、バイクもちゃんと免許とったやつだけだ」

「そうなんだ」

めっちゃしっかりしてた。

暴走族って守らない人ばっかだと思っていた。

実際、黒龍はそうだったし。