「見えますか?」と、カーテンを少し開けて、様子を見せてくれた。

妊娠…

蓮也との子がお腹の中に…

「心拍も動いてますね。では、お着替え済みましたら、お隣の部屋にどうぞ」

着替えを済まし、隣の診察室に入ると蓮也と香織さんがいた。

「これがエコーになってます」

先生がエコーをくれた。

これが、赤ちゃん…

小さい…

「悪阻が酷いようであれば、無理しないように。水分補給させ吐いてしまうなら、また病院来てください」

先生はこれからの過ごし方や、気をつけること、次は4週間後で母子手帳貰ってきてくださいと言った。

家につき、部屋で休んだ。

「蘭羅ちゃん、体冷やしちゃダメよ。食事は食べれる時に食べたいもの言ってね。母子手帳は体調がいい時にとりにいきましょ」

「はい。ありがとうございます」

香織さんは部屋を出ていった。

「これが赤ちゃんか。スゲー小さいな」

「だね(笑)」

悪阻が酷く、一週間ほど倉庫に行けなく、聖たちが心配してきてくれて妊娠報告するとびっくりしてた。

來にも報告したら、びっくりしてたけど凄く喜んでいた。