「どうしたの?」

「聖の両親が帰ってきてるから、みんなでご飯食べることになったらしいが、愛騎たちもつれてこいって」

『なんで?』

「さぁ。財閥だからじゃね?まぁ、とりあえず行くぞ」

ということで、私たちは帰った。

家に着くと、圭吾さんに「広間に皆さんそろってます」と言われたので、広間に行った。

「入るぞ」

蓮也が戸を開けると、香織さんと雅也さん。

聖也君と、麗華さんと大輝さんと伊吹くん。

多分、聖の両親がいた。

「帰ってくるなら、一言ぐらい連絡してくださいよね」

聖が言った。

「だって、決めたの少し前だしな」

「はぁ、ホント自由人ですね」

私たちは座った。

「初めまして。成瀬 暁です」

「成瀬 瞳です」

「清水 蘭羅です」

「俺の婚約者」

「あなたが蘭羅ちゃんね。香織と麗華ちゃんからよく話は聞くわ!」

聖のお母さんが言ってきた。