お墓に着き、掃除などしてお父さんにも心の中で結婚報告をした。

その後、倉庫に行くと

パンパーン!!

『婚約おめでとうございまーす!』

倉庫のドアを開けると、大量のクラッカーで祝われた。

すぐに理解できなかった。

え、なんでみんな報告する前に知ってるの?(笑)

「俺たちプロポーズすること、前からしってたぞ」

光輝が言ってきた。

「そうなの!?」

蓮也の方に、勢い良く向いた。

「あぁ」

聖たちには言ってたみたい。

「ほらほら、二人はここ座って」

倉庫の中は綺麗に飾り付けされていた。

テーブルの上には、ご馳走がいっぱい。

「みんな、ありがとう!」

みんなで、夕方まで飲んで食べて過ごした。

「そういや、明日の祭り何時集合なんだ?」

兼が言った。

去年月末にあった祭りは、今年は中旬にするみたい。

「愛奈に電話してみるね」

私は愛奈に電話をかけた。

プルルルル・・・プルルルル・・・

「もしもし、蘭羅?」

「あ、愛奈?明日の祭りなんだけど、何時に集合する?」

「んー、18時に駅前に集合でいいんじゃない?」