いや、蓮也。

聖の言ってることが正しいよ(笑)

部屋割りは、班内で行うみたいで男6人、女2人の私たちの班は男女でわかれることに。

蓮也はずっと、私と二人部屋がいいって言ってたけど、大塚さん1人で他の男子と泊まらすわけにはいかない。

大塚さんは「別にいいよ」と、言ってくれたけど、そういうわけにはいかないので、蓮也には我慢してもらった。

なのでホテルは、私と大塚さん二人部屋、蓮也、聖、真、兼、光輝、大塚くんで六人部屋。

「各自部屋に荷物を置いて、ここに集合するように」

学年主任の声で、それぞれ荷物を置きに行った。

「2人でこの広さ?」

「いくらなんでも、広すぎるでしょ…」

部屋を開けると、めっちゃ広い部屋が…

多分、蓮也と泊まったホテルと同じぐらい。

私も大塚さんもドアの前で放心状態。

コンコン…

「準備できた?」

真の声だったので、私はドアを開けた。

「下に行こうって、ひろっ!」

真がドア越しで中を見ていった。

「俺たちの部屋より、広いじゃん!」

「え、そうなの?」

「あぁ。俺たちの部屋これの半分ぐらいだぜ」

6人だと、狭そう(笑)

部屋変わってあげたい(笑)

とりあえず荷物を置いて、ロビーに行った。