銃でずっと、攻撃してくる。

いつか絶対、銃弾が無くなるはず。

補充するはず。

そのタイミングを狙ってせめる。

早く蘭羅の元に。

蘭羅を助けに。

後数発のはず…

見逃すな。

ガチャッ…

今だ!!

「おらぁぁ!」

銃弾がなくなって、変える瞬間に俺は一気に距離を攻め、組長の顔を思いっきり殴った。

組長は後ろに飛んでいき、倒れた。

多分、気絶してると思う。

俺は銃を取り上げ、近くにいた一条組の組員に渡した。

親父が来て、立川組組長は任した。

立川組はもう、ほぼ立ってない。

一条組の組員が銃やら、薬を回収してる。

蘭羅はどこだ?

部屋は全部探したのに、どこにもいない。

俺は、もう一度部屋を回った。

くそっ。

何処にもいねぇ。

ん?

離れにこじんまりとした、倉庫みたいなのがあった。

あそこか?

俺は走って向かった。

「蘭羅っ!!」

「蓮也っ!!」

いた。やっと見つけた。

手足を縛られてる、蘭羅。

俺は直ぐほどき、蘭羅を抱きしめた。