家に着くと、雅紀さんも仕事から帰ってきたとこ見たいで、報告した。

「そうか…。やはり、そうだったのか。後、前妻の死因がわかった。死因は薬物過剰摂取だ」

「立川組は薬にも手をだしてるからな。もしかしたら、黒龍も怪しいかもな…」

私がいる時は、してなかったはず。

「向こうは気付いていたのか?」

「多分、気付いていませんでした。気付かれる前にその場を移動したので」

私は答えた。

「蘭羅ちゃん。夏祭りの時のことも聞いてる。十分に気をつけるように」

「わかりました」

「蓮也は、蘭羅ちゃんを守り抜け」

「当たり前だ」