本家ではなく、マンションに帰った。

帰るとすぐ寝室に行き、抱きしめてくれてた。

「鈴。大丈夫か?」

「暁さん、抱いて…抱いてほしい…」

抱かれて…

暁さんの事だけ、考えたい…

「俺のことだけ、考えろ」

「んぁ…あっ…」

激しいキス。

いつもなら、触って欲しいけど…

今日は…

「もう、イれて…暁さんで、いっぱいにして…」

「分かった」

「っ、あぁっ!」

「鈴。愛してる」

「あっ、もっと…んあぁっ、もっと、言って…あっ、あっ…もっと、して…」

「鈴が満足するまで、抱いてやる」

どれぐらいシてたか、わからない。

気が付くと、寝ていた。

「起きたか?」

「今、何時ですか?」

「19時だ」

帰ってきて、7時間以上経ってた。

いつ寝たか、分からない。

「鈴。学校転校するか?」

「え?」

転校?

「無理して今の所、通う必要ない。転校してもいいし、辞めてもいい」

そしたら、学校では空雅に会わなくてすむ。

けど、逃げてるみたい…

空雅が薬に手を出してるなら、ちゃんと罪を償ってほしい。

暁さんも、大鳳組とは決着つけないとって言っていた。

だったら…