転けないように気を付けて降りるが、地面に足を着くと若干視界がぐらついた。
やっぱりちょっと、クラクラするや……。
顎に掛かったバックルを外し、ヘルメットを彼に渡す。
離れたところに外灯がポツポツと立っているだけなので、言うまでもなく周囲は真っ暗だ。お互いの顔を確認するのもやっとといった感じで、頬の熱がバレないのはありがたい。
私は持って来た鞄からスマホを取り出し、ライトで足元を照らした。
ふと気付くと、賢ちゃんも同じようにライトを照らしていて、彼が先に歩き出すのでその後ろを付いて歩く。
地面を斜めに切り取られた場所まで歩くと、木材で造られた柵があり、私はそっと手で触れた。近くに建つ外灯へチラッと視線を飛ばし、スマホのライトを消した。
無数に広がる街の灯りがキラキラと輝き、視界を彩っている。私は感嘆の息を吐き、綺麗、と呟いた。
「宝石みたい……」
「ちょっとはストレス解消になったか?」
隣りに並んでいた賢ちゃんに、顔を覗き込まれて目が合った。
「もちろん!」
ふふふっ、と満面の笑顔で答えると、彼は片方だけ口角を上げて、ふっと笑う。
やっぱりちょっと、クラクラするや……。
顎に掛かったバックルを外し、ヘルメットを彼に渡す。
離れたところに外灯がポツポツと立っているだけなので、言うまでもなく周囲は真っ暗だ。お互いの顔を確認するのもやっとといった感じで、頬の熱がバレないのはありがたい。
私は持って来た鞄からスマホを取り出し、ライトで足元を照らした。
ふと気付くと、賢ちゃんも同じようにライトを照らしていて、彼が先に歩き出すのでその後ろを付いて歩く。
地面を斜めに切り取られた場所まで歩くと、木材で造られた柵があり、私はそっと手で触れた。近くに建つ外灯へチラッと視線を飛ばし、スマホのライトを消した。
無数に広がる街の灯りがキラキラと輝き、視界を彩っている。私は感嘆の息を吐き、綺麗、と呟いた。
「宝石みたい……」
「ちょっとはストレス解消になったか?」
隣りに並んでいた賢ちゃんに、顔を覗き込まれて目が合った。
「もちろん!」
ふふふっ、と満面の笑顔で答えると、彼は片方だけ口角を上げて、ふっと笑う。



